2016.03.26 (Sat)
プラスチック・フラワー
チタンスの厨二病三連作その三、花束と言う意味のタイトルFlores / フローリス。
厨二病三連作
その一はこちら
その二はこちら
言うまでもなく、厨二病時代の僕がリピートしていた曲でもあります。
タイトルのフローリスは、「花」を意味する flor / フロー の複数形です。
花々、花束、そんな感じでしょうかね。
個人的には「花束」としたいんですが、歌の意図しているのは「花々」でしょうね。
ところで、僕はHuluを契約していて、「サタデーナイトライブ」が好きで観るんですけど、そこでレズリー・ジョーンズというコメディエンヌが言ってたんですね。
「花は死よ/ Flowers are death」
で、英語圏では花にそういう意味合いがあるのかなぁと思って、Flowerについて調べた結果、Kindle で「アルジャーノンに花束を」を読みました。
僕にとってアルジャーノンといえば、ロマサガ3の敵モンスターでしたが、いまさら認識を改めました。
なーにが "ねこいらず" だこんにゃろう。
Huluと言えば、クラシックコメディのフレンズをよく観てたんですが、ハイスクール時代のモニカ(太)がレイチェルに
「ついにお花を捧げるの?」
なんて言うシーンもありました。
話がそれましたが曲はこちら。
アクースチコでマリーザ・モンチがゲストvocalをつとめているバージョン。
あと、Tsubasa Imamura / 今村つばささんが歌っているオリエンタルアレンジ。
タイトルの第一印象に反して、仄かにグロテスクさのある歌だなぁとは思いますが、"Bichos Escrotos / 金玉虫" って曲を持ってるバンドだし、そう驚くことでもないか。

拝借元: https://acronicando.files.wordpress.com/2015/06/rosa.jpg
では、本題!
-----------------------------------
Olhei até ficar cansado
De ver os meus olhos no espelho
Chorei por ter despedaçado
As flores que estão no canteiro
鏡に映った瞳を
疲れるまでみていた
花壇の花を
バラバラにして泣いた
Os punhos e os pulsos cortados
E o resto do meu corpo inteiro
Há flores cobrindo o telhado
E embaixo do meu travesseiro
切れた手首、途切れた脈
それと残りの私の体
花は屋根を覆い
枕の下に敷き詰められ
Há flores por todos os lados
Há flores em tudo que eu vejo
どの向きにも花があり
何を見ても花なのだ
A dor vai curar essas lástimas
O soro tem gosto de lágrimas
As flores têm cheiro de morte
A dor vai fechar esses cortes
痛みがこの嘆きを癒やす
注射液は涙の味がした
花は死に香り
痛みがその傷を塞ぐ
Flores
Flores
As flores de plástico não morrem
花
花
プラスチックの花は死なない
-----------------------------------
ブラジルにいた頃アホみたいに聴いていた曲で、なんならあちらのカラオケで歌いさえしましたが、屋根にも枕の下にも花があるってどんな状況やねん、とエセ関西弁でおもってました。
そんな僕も年は重ね、それなりに死別を経験し、ある日Tsubasa Imamura版のFloresを偶々みてはたと思いつくわけですね。
屋根も、枕の下も、どこを見ても花がある。
棺桶の中・・・!
涙の味がする"soro / ソーロ" の意味が当時わからず、どの友達に聞いても「注射に使う液体」だというんですが、検討もつきました。
たぶん生理食塩水だ。
きっと遺体の損傷を内側から補修するための。
とはいえ、根拠もないし「生理食塩水」ではなんだかそぐわないので「注射液」としました。
何が厨二病っぽいかといって
「・・・!」
が一番厨二病っぽいよね。
角川スニーカーか富士見ファンタジアで出てた作品でよく見た気がするけど、誰の文体だったかなぁ。
ま、いっか。
じゃ、またね。
ぺこ。
厨二病三連作
その一はこちら
その二はこちら
言うまでもなく、厨二病時代の僕がリピートしていた曲でもあります。
タイトルのフローリスは、「花」を意味する flor / フロー の複数形です。
花々、花束、そんな感じでしょうかね。
個人的には「花束」としたいんですが、歌の意図しているのは「花々」でしょうね。
ところで、僕はHuluを契約していて、「サタデーナイトライブ」が好きで観るんですけど、そこでレズリー・ジョーンズというコメディエンヌが言ってたんですね。
「花は死よ/ Flowers are death」
で、英語圏では花にそういう意味合いがあるのかなぁと思って、Flowerについて調べた結果、Kindle で「アルジャーノンに花束を」を読みました。
僕にとってアルジャーノンといえば、ロマサガ3の敵モンスターでしたが、いまさら認識を改めました。
なーにが "ねこいらず" だこんにゃろう。
Huluと言えば、クラシックコメディのフレンズをよく観てたんですが、ハイスクール時代のモニカ(太)がレイチェルに
「ついにお花を捧げるの?」
なんて言うシーンもありました。
話がそれましたが曲はこちら。
アクースチコでマリーザ・モンチがゲストvocalをつとめているバージョン。
あと、Tsubasa Imamura / 今村つばささんが歌っているオリエンタルアレンジ。
タイトルの第一印象に反して、仄かにグロテスクさのある歌だなぁとは思いますが、"Bichos Escrotos / 金玉虫" って曲を持ってるバンドだし、そう驚くことでもないか。

拝借元: https://acronicando.files.wordpress.com/2015/06/rosa.jpg
では、本題!
-----------------------------------
Olhei até ficar cansado
De ver os meus olhos no espelho
Chorei por ter despedaçado
As flores que estão no canteiro
鏡に映った瞳を
疲れるまでみていた
花壇の花を
バラバラにして泣いた
Os punhos e os pulsos cortados
E o resto do meu corpo inteiro
Há flores cobrindo o telhado
E embaixo do meu travesseiro
切れた手首、途切れた脈
それと残りの私の体
花は屋根を覆い
枕の下に敷き詰められ
Há flores por todos os lados
Há flores em tudo que eu vejo
どの向きにも花があり
何を見ても花なのだ
A dor vai curar essas lástimas
O soro tem gosto de lágrimas
As flores têm cheiro de morte
A dor vai fechar esses cortes
痛みがこの嘆きを癒やす
注射液は涙の味がした
花は死に香り
痛みがその傷を塞ぐ
Flores
Flores
As flores de plástico não morrem
花
花
プラスチックの花は死なない
-----------------------------------
ブラジルにいた頃アホみたいに聴いていた曲で、なんならあちらのカラオケで歌いさえしましたが、屋根にも枕の下にも花があるってどんな状況やねん、とエセ関西弁でおもってました。
そんな僕も年は重ね、それなりに死別を経験し、ある日Tsubasa Imamura版のFloresを偶々みてはたと思いつくわけですね。
屋根も、枕の下も、どこを見ても花がある。
棺桶の中・・・!
涙の味がする"soro / ソーロ" の意味が当時わからず、どの友達に聞いても「注射に使う液体」だというんですが、検討もつきました。
たぶん生理食塩水だ。
きっと遺体の損傷を内側から補修するための。
とはいえ、根拠もないし「生理食塩水」ではなんだかそぐわないので「注射液」としました。
何が厨二病っぽいかといって
「・・・!」
が一番厨二病っぽいよね。
角川スニーカーか富士見ファンタジアで出てた作品でよく見た気がするけど、誰の文体だったかなぁ。
ま、いっか。
じゃ、またね。
ぺこ。
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