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2015.02.06 (Fri)

シェゴー

シェゴウ、Chegou、しぇごー

動詞。過去形。主語が三人称、単数の時の形。
意味は「到着した」「やってきた」

キンヨウビシェゴーなら「金曜日が来た!」
シャーシェゴーなら「シャーが来た!」となります。

ところで、ポルトガル語ではcha, chu, choでシャ、シュ、ショと発音します。

ごく稀に、これをチャ、チュ、チョと発音するヴォーカルの方がいらっしゃいまして、僕はそのたびに何ともいえない気持ちになります。

例えるならそうですね

「赤い彗星のシャー」

って目にしたような気持ちです。
伝わりづらいところまでそっくりです。

シャーじゃねーよシャアだよ。シャア・アズナブルだよ。Charと書いてシャアかよ。じゃあシャーじゃんかよ釈然としない。

Char chegou!!


いちど深呼吸


本題こっちです。
エザルタサォン・ダ・マンゲイラ。

ここで言う「マンゲイラ」というのは、

・リオのサンバチームの一つ、古豪と呼ばれる4チームの内の一つ。
・そのチームが本拠地を置く土地の名前。

ですです。

マンゲイラ (Mangueira) と言う単語の意味はおもに二つ。

・(水をまく)ホース
・マンゴーの木

マンゴー農家でもなければ、日常生活ではホースとして使うことの方が多い単語じゃないかと思います。

留学先で迎えたカーニバル期間、テレビにでかでかとポップな字体で

Mangueira

と出て来たときには、CMかと思いましたよね。
CMにしたって、「ホース」 と前面に押し出しされてもね。



チームの正式名称は
「Estação Primeira de Mangueira (最初の駅だマンゲイラ)」

昔、リオ中央駅の次の駅がマンゲイラだったのでついた名前です。

日本語にしちゃえば「???」となっても、その背景に積み重なった歴史、伝統、誇り、ブランドがあるのです。

音源はこちら





----------------------------
Exaltação da Mangueira

A Mangueira não morreu nem morrerá
Isso não acontecerá
Tem seu nome na história
Mangueira tu és um cenário coberto de glória

マンゲイラは死なず。今までもこれからも。
そんな事は起こりはしない
その名は歴史に刻まれた
マンゲイラ、お前は栄光に包まれた原風景なのだ

Mangueira teu cenário é uma beleza
Que a natureza criou
O morro com seus barracões de zinco
Quando amanhece que explendor

自然の作り出した美しいマンゲイラ
その丘にならぶバラックの
トタンの屋根に朝陽が射す
なんて感動的な光景だろう

Todo mundo te conhece ao longe
Pelo som dos teus tamborins
E o rufar do teu tambor

たとえ遠く離れていても
タンボリンの音やバテリアの響きで
誰もがお前だと知る

Chegou ô, ô, ô, ô
A Mangueira chegou, ô, ô
Chegou ô, ô, ô, ô
A Mangueira chegou, ô, ô

来たぞ、おお
マンゲイラが来たぞ
来たぞ、おお
マンゲイラが来たぞ

Mangueira teu passado de glória
Está gravado na história
É verde e rosa a cor da tua bandeira
Prá mostrar a essa gente
Que o samba é lá em Mangueira

マンゲイラ、
お前の輝かしい過去は歴史に刻まれた
バラと緑のその旗で人々に知らせるのだ
サンバはマンゲイラにあるのだと

----------------------------
(訳注)

Zinco / トタン
Zincoは、亜鉛、または亜鉛の鈍い銀色の事です。トタンはもともと、亜鉛でメッキさるています。


そんなに訳注で書くこともないかな。
98年のカーニバルのライブ録音では、冒頭を除いたショートバージョンで演奏されており、そのためか日本で演奏されるときもショートバージョンがしばしば見受けられます。


この曲は、カーニバル毎の年代わりの歌ではなく、マンゲイラの歌として歌い継がれていて、バラと緑、というのはマンゲイラのチームカラーである緑とピンク(Verde-e-Rosa)の意訳。

マンゲイラの古参メンバーが中心となって録音した"ヴェーリャ・グアルダ・ダ・マンゲイラ (Velha Guarda da Mangueira)"というCDにもこの曲が収録されています。

その曲の冒頭で言うことには、この色はカルトーラによって与えられたもので、緑は希望、ピンクは愛を意味するんだそうです。

マンゲイラについて書いたので、次回はポルテーラかサルゲイロの曲にしようかな。

またよろしくお願いします。






ぺこ。
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18:21  |  翻訳シリーズ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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