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2010.07.07 (Wed)

青春のロック

あなたの青春のロックってなんですか?


「青春のロック」


えー、まぁその、「ぐだぐだな青春」という名のサンバ小集団で僕は活動しておるのですが、ここではもっと一般的な意味の「青春」です。
(mvの青春については、モシラヂ#2でアニ・プレジデンチが語っておりますので、聞いてみてください)

映画で言うなら「パッチギ」とか(むかし先輩に勧められて見た)、マンガなら「グミ・チョコレート・パイン」とか(こないだ友達の家で読んだ)、もっとわかりやすいところで「夏の甲子園」とか「冬の国立」とか、そんな青春。


そういう意味での僕の青春は苦い想いでの「スナフキンの手紙」であり、思い返すと死ぬほど恥ずかしいけど捨てられない「そこにはもう誰もいない」なのかな。


あ、僕、演劇部だったんです。滑舌はとても良くないですけど。



芝居のBGMを選ぶために、いろいろとイージーリスニング系のCDをわけもわからずにたくさん聞いたりしてました。中にはロックの曲もありましたが、自分のために買って聴くようなことは無かったんです。

だから、僕には「青春のロック」は特にないと思ってました。




ところでですね、2月ぐらいにウォークマン買ったんです。
容量がそれまでの2GBから32GBと一気に16ばーい。


あの、デジモノの類やっぱり好きなので嬉しくて、その時からパソコンにたまっていた音楽ファイルを一気に流し込んで、ランダムで聞くようなことをやっているんですよ。


昔、ワゴンセールで買って、なんとなく聴かなかった"Mawaka Remix"がすごくよかったり、弟から昔借りた"Hysteric Blue"で楽しくなったり。


TOEIC受けたときの英語CDが流れて来たこともありました。

コンプリヘンション ワーン

とか唐突に言われたら焦るよ。





えー、冒頭の質問

あなたの「青春のロック」はなんですか?


今の僕は迷わずこう言います。

「レジアン・ウルバーナ」


レジアン・ウルバーナ、Legiao Urbana、aoのaの上にはニョロっとしたアクセント記号。



ある日、32ギガバイトのなかから流れてきたPais e Filhos(親たち、子供たち)という曲。



97年のブラジル留学時代に、歌詞がすごく良いんだといって友達にすすめられたアルバム、
"As Quatro Estacoes(四季)"の中の4曲目。

早戻しのように巻き戻る時間。

18歳のときに、読んで、意味を調べて、理解しようとして、理解しきれなかった歌詞の数々。

今聴いて、もう少しだけわかるようになった「歌詞が良い」の意味。

聴きなおした手持ちの11枚のアルバム。

留学から帰ってきてからの13年が大きくてついつい忘れがちなんですけど、そういえばあそこにも僕の青春はあったなぁ、なんて。




ちょっとばかり感傷的になっているのは、レイラ・ピニェイロが僕の青春ロックな部分をくすぐっているからですね。


彼女がレジアン・ウルバーナをカバーしたアルバムをリリースしまして、それを新宿のDisk Unionで買って聴いているんですよ。いまのところ、4回しぐらいね。


"E preciso amar as pessoas como se nao houvesse amanha,
Porque se voce parar pra pensar, na verdade nao ha...."
(人を愛さなきゃいけない。まるで明日が来ないかのように。
だって、もし考えるために立ち止まったら、本当に明日はこない)

from "Pais e Filhos"
拙訳:JT







ぺこ
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